レキオスコラム 2021年11月号

賃貸経営の3大リスクとして①空室リスク②災害リスク③事故(事件・自殺)リスクがあります。
今月は③「事故」(自殺・事件)を解説致します。

事故のリスクで家主として最も怖いのは自殺です。物件内で自殺が起こると隣室の入居者や物件内の入居者に多大な影響を与えます。特に悲惨な場合だと他の入居者が退去する可能性もあります。自殺が起こった後、退去に関する手続き(荷物搬出・退去精算等)を法的には相続人にお願いしなければ処理できないことになっています。

近年孤独死も増加傾向にあり、それは人の寿命等なので防ぐことはできませんが、死亡後の長期放置に関しては入居者ご家族の協力と管理会社と家主の努力によって防ぐことができます。日頃の家主(代理:管理会社)の姿勢が、入居者ご家族からの信頼となります。万が一、死亡(自然死)した場合でも、退去手続き等に協力してもらえることにも繋がります。これから超高齢者社会(3人に1人が高齢者)となることが確実な昨今、入居者が安心して暮らせる賃貸住宅環境に意識を向けることがとても重要となります。その為には管理会社まかせでなく、積極的に家主としてこれからの賃貸経営を考えてみませんか?

己を知り、一歩先に手を打つと賃貸経営の流れは変わります。

2021年11月1日
カセイ有限会社 宮城裕